私、副住職が最近思っていることですが、
人から言葉を貰うって、とっても贅沢なことですよね😊
雨続きだったりコロナで気軽に人と会うことも出来ない中、気持ちも沈みがちな今日このごろ。
そんな時に思い出したのが、もう11年前になる私の仏前結婚式の披露宴スピーチで頂いた、吉野弘さんの「祝婚歌」という詩です。
とっても良い詩で知っている方も多いかもしれません。
改めて読み返すと夫婦の間だけではなく、色々な人との間でも同じことが言えるような気がしました。
前半部分を紹介しますので、続きが気になる方はご自分で調べてみてくださいね🤗
👉祝婚歌(吉野弘)
2人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは 長持ちしないことだと 気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
2人のうちどちらかが ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても 非難できる資格が
自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいい
(後略)
※画像は8/27の境内の百日紅(サルスベリ)です。